機能性化粧品市場拡大、美白は微減

11月、2012年の機能性化粧品の市場規模が発表された(富士経済)。

 スキンケアでは、アンチエイジング訴求化粧品が3,440億円と前年比103.6%拡大。一方、ホワイトニングは1977億円で99.8%の微減となった。

 アンチエイジング訴求化粧品は、35歳以上をターゲットとする商品が多いが、20代後半や30代前半のアンチエイジング意識の高まりから、ターゲットが広がっているとした。今後は、アンチエイジング訴求スキンケア内での競争が激化し、上位ブランドでも伸び悩むケースがあるとして、2013年は1.2%増の3,480億円を予測した。

 ホワイトニングは、新製品の開発や新商品発売が活発に行われているが2012年は最も需要が高まる5月以降の天候不順により、多くの既存ブランドが苦戦した。また、2013年はカネボウ化粧品が「ロドデノール」配合化粧品の自主回収を行っている影響が大きく、前年比0.7%減が見込まれるとした。

月刊ダイエット&ビューティより一部抜粋

2013/12/03 
開催速報 コスモプロフアジア2013

話題さらった韓国ビューティパワー

 「コスモプロフアジア2013」が11 月13 日~15 日香港コンベンション&エキジビションセンターで開催された。今年もまた、出展社、来場者ともに過去最大の規模に拡大。名実ともにアジア最大の美の祭典として開催した。

 出展社は22 のパビリオンを含み43 カ国から過去最大2,168 社(昨年比約10%アップ)が集結、入場者も昨年の55,000 人を大きく上回った(主催者発表は後日)。今年も、韓国企業が躍進、あらゆるゾーンにおいて拡大を見せ、名実ともに韓国ビューティの底力を見せつけた。

 インターナショナルバイヤープログラムは、172 のone to oneのミーティングをセッティング。オーストラリア、中国、インド、日本、ニュージーランドやUAEなどの厳選されたインポーターやディストリビューターと出展企業とを結びつけた。  特別イベントでは資生堂プロフェッショナルのヘア&メイクアップアーティスト原田忠氏がヘアショーを行った。昨年から力を入れるネイル分野でも「インターナショナルネイルデイ」と称したイベントも3 日間開催。「香港ネイリスト組合 競技会2013」も併催された。

 教育セミナーでは、国際コスメ会議2013 として中国の化粧品流通について、スパカンファレンス、日本市場への参入、中国の輸入制度などが実施された。

 2 日目の日本の化粧品市場規模や消費者ニーズについてのセミナーでは、アットコスメ取締役で、アイポット代表取締役山田メユミ氏と月刊ダイエット&ビューティ紙編集長江渕敦がセミナーと対談を実施。各国の来場者からの関心は高く、セミナー会場は大盛況となった。最後は、日本での化粧品販売について、中国、フランス、オーストラリアなどの聴講者から熱心な質疑応答が行われた。

月刊ダイエット&ビューティより一部抜粋

2013/11/25 
東京都、広告講習会で不適切事例を解説

 東京都は10 月、恒例の「医薬品等広告講習会」を開き、769 人が参加した。

 講習会では、薬事法など広告に関連する法規や過去に各省庁から出された通知が資料として配られたほか、化粧品や健康食品、美容機器に関する不適切事例について解説された。

 都の担当者は、健康食品を薬事法で規制する理由について、「特定の病気などに対する効能効果を信じて摂取している一般消費者が、正しい医療を受ける機会を失い、疾病を悪化させるおそれがある」と説明した。美容関連の具体例では、老化防止、若返り、ターンオーバー促進などの表現が違反表現になるとした。

 化粧品では、2011 年に追加された56番目の効能表現「乾燥による小じわを目立たなくする」について触れた。スキンケアの主な目的となっているアンチエイジングに関しては、老化防止、若返り効果の標榜は化粧品の効能の範囲を逸脱するとした。具体的には、エイジングケアや年相応のケアという表現は可能としたが、違反表現としては、「エイジレス」、「肌の活性化」、「10 年前のお肌に」等を挙げた。

 また、美容機器が含まれる「いわゆる健康雑貨」の広告表現についても解説した。美容機器が、医療機器に該当しない場合とは、“肌のキメを整える”といった化粧品に認められる効能と同程度の範囲。不適事例としては、肌のシワ構造を改善する、皮膚のシミを薄くする、医療機器の機能を応用しているので効果は抜群などが挙がった。

月刊ダイエット&ビューティより一部抜粋

2013/10/25