エステティック機構 「美容ライト脱毛」サロン認証スタートへ

 認定特定非営利活動法人 日本エステティック機構(JEO)は4月22日、「美容ライト脱毛」サロン認証の申請受付をスタートすると発表した。このたび規程が改定され、「美容ライト脱毛」とは、「除毛、減毛を目的に、皮膚に負担を与えずに毛の幹細胞を破壊しない範囲で、エステティックサロンにおいて行われる光脱毛」と定義された。

 同機構は2008年より、エステティックサロン認証を行ってきたが、これまで光脱毛施術を提供しているサロンは対象外としてきた。
しかし、業界内の脱毛に関するガイドラインが徹底されていないため消費者が安全な施術を選択できないとし、安全性を担保したうえで、認証を開始する。

 具体的には、日本エステティック振興協議会が進める①美容ライト脱毛自主基準を踏襲した認証基準の遵守、②施術には認証機器を使用し、③施術者は「認証美容ライト脱毛エステティシャン」の取得が必要となる。ただし導入段階においては期間を決め猶予措置をとる。

 今後のスケジュールは、6月より既存の認証サロンへの導入申請の受付を開始し、10月より一般的に申請を受け付ける。

月刊ダイエット&ビューティより一部抜粋

2014/04/25 
変化する美容ニーズ ~ビューティ コラム②~ いまどき女子の“欲求のツボ”は

いまどき女子の“欲求のツボ”は
奈部川 貴子 美容ジャーナリスト・㈱ベイズガーデン 代表取締役

 この原稿のテーマは変化する消費者ニーズ、なのだが、今や化粧品は星の数ほどあり選びたい放題。消費者は大人ニキビやタルミ毛穴、アトピーなどの難題を除いては、大抵のニーズを満たせる時代になった。で、今どき女子が求めているのは実は喉から手が出るほど欲しいという欲求(WANTS)。ニーズを満たすのは当然で、強く欲求をかきたてられるものを無意識に探しているのだ。

 欲求を創出するのは難しい。東大卒の男子にはキュンとするのに東大の名前入りコスメには多分キュンとしないだろう。難しい成分名もしかり。たとえば歯科という所に欲求は存在しない。目を輝かせて「歯医者に行きたい!」と語る女子はイケメンの先生目当てに決まっている。しかし歯茎マッサージで気持ちいい、みたいな歯医者があれば話は別。今どきの女子たちは目からウロコの付加価値にキュンとする。ヘビ毒も振動ファンデも、登場時は目新しくてそそられた。クレンジングであれば、メイクが落ちるのは当然で、それ以外に汗を出してデトックスするとか?温めて毛穴をオープンにして次の洗顔効果を上げるとか? 先日、韓国で見かけた「炎エステ」(火酒療法といって腹部にアルコールを浸した布を当てて火をつける)は私個人の欲求メーターを急上昇させた。

 もう1 つ、欲求のツボは「ラクさ」にある。面倒くさくなく簡単なもの、苦痛がなくラクなもの。手抜きできますとは言わず特別感を語ったBB クリームというアイテムは、ベースメイク時間を短縮しラクをさせてくれるので大ヒットしたのだ。

 また韓流スターやジャニーズは「生で見たい!」という欲求をかきたて、女子達を散財させる。特にハマるのは、クールに見えるのにエロトークが面白い、など意外なギャップ。美容も同じで、ハイテクで高級感もあるのに実はすごく安いとか、先端ドクターズ系なのにパッケージは官能的でオーガニックのいい香りがするとか。ギャップのあるものに女子達は惹かれる。欲求のツボ探しは最重要課題なのである。

2014/04/08 
変化する美容ニーズ

変化する美容ニーズ~ビューティ コラム①~
倉持 志信 スターツ出版株式会社 オズモールビューティ事業推進部

 オズモールがビューティ系予約サービスをスタートして、今年で10 年。女性の“もっとキレイになりたい”という気持ちに対して予約サービスを展開してきました。この予約サービスを通して感じていた、消費者の美への価値観の最近の変化をご紹介します。

 まず最初に挙げた“おひとりさま”。この言葉は、女性がひとりで時間を楽しむことができるという意味で使われますが、オズモールでも平日の昼間、会社を休んでゆっくり美容サービスを受けるプランなどがじわじわと人気となっています。しかも企業の有給休暇消化リミットになる3 月などは顕著に予約数が上がるのが、ここ数年の傾向です。

 そして2 つ目の“30 歳リミットから35歳リミット” への意識の変化。ひと昔前までは、30 歳がひとつの区切りのように考えていましたが、昨今の晩婚化の傾向も要因の一つで、20 代と変わらぬ感覚を持ちながらも、目の前に「仕事」「結婚」「妊娠・出産」というリアルな問題も立ちはだかっているのです。それは具体的な身体のケア・悩みの解消へ続いていきます。求めているのは単なる癒しではありません。このニーズは20 代でも意識が高いようですが、30 代後半以上になると、コストパフォーマンスという観点でサービスを選ぶのも世代感の面白いところです。

 年齢より価値観が尊重される時代。同じメイクに同じ洋服というときは終焉を迎え、“自分らしさ” がより一層重要視されるでしょう。いくつになっても自分らしくキレイでいたいという女性が増えることは、サービス提供にも未来があります。さらには自分自身もこれからが楽しみとエールを送りたくなる今日この頃です。

月刊ダイエット&ビューティより一部抜粋

2014/03/26 
国立大学初のスパ実践講座開講

 琉球大学は2月22日~24日、「癒しと休養の科学(スパマネジメント論)」(主催:琉球大学、後援NPO 法人日本スパ振興協会(NSPA)、沖縄県エステティック・スパ協同組合)を開催した。同大学観光産業科学部の学生を中心に公開授業となった。講師には、同大観光産業科学部から志村健一教授、下地芳郎教授、荒川雅志教授の他、NSPA 理事長岡田友悟氏など県外からの講師も加わり、オムニバス形式で、全15 講座が実施された。最後は沖縄スパのブランディングを受託している沖縄県エステティック・スパ協同組合から開発間もない手技ワーキングチームがヘッド、フット、ハンドの琉球トリートメントを披露した。最後に、一般枠で唯一参加の上原義久氏に修証書を授与された。

 琉球大学観光産業科学部観光科学科教授荒川雅志氏は3 日間の講座を振り返り「今回は沖縄初であり、国立大学初であり、日本初の試みだった。学生達がウエルネスやスパといった視点を持つ機会となり、将来スパやウエルネス産業に携わる人材が出てくることを期待している」とし「今後目玉の授業に育てていきたい」と締めくくった。

2014/03/11 
機能性化粧品市場拡大、美白は微減

11月、2012年の機能性化粧品の市場規模が発表された(富士経済)。

 スキンケアでは、アンチエイジング訴求化粧品が3,440億円と前年比103.6%拡大。一方、ホワイトニングは1977億円で99.8%の微減となった。

 アンチエイジング訴求化粧品は、35歳以上をターゲットとする商品が多いが、20代後半や30代前半のアンチエイジング意識の高まりから、ターゲットが広がっているとした。今後は、アンチエイジング訴求スキンケア内での競争が激化し、上位ブランドでも伸び悩むケースがあるとして、2013年は1.2%増の3,480億円を予測した。

 ホワイトニングは、新製品の開発や新商品発売が活発に行われているが2012年は最も需要が高まる5月以降の天候不順により、多くの既存ブランドが苦戦した。また、2013年はカネボウ化粧品が「ロドデノール」配合化粧品の自主回収を行っている影響が大きく、前年比0.7%減が見込まれるとした。

月刊ダイエット&ビューティより一部抜粋

2013/12/03 
開催速報 コスモプロフアジア2013

話題さらった韓国ビューティパワー

 「コスモプロフアジア2013」が11 月13 日~15 日香港コンベンション&エキジビションセンターで開催された。今年もまた、出展社、来場者ともに過去最大の規模に拡大。名実ともにアジア最大の美の祭典として開催した。

 出展社は22 のパビリオンを含み43 カ国から過去最大2,168 社(昨年比約10%アップ)が集結、入場者も昨年の55,000 人を大きく上回った(主催者発表は後日)。今年も、韓国企業が躍進、あらゆるゾーンにおいて拡大を見せ、名実ともに韓国ビューティの底力を見せつけた。

 インターナショナルバイヤープログラムは、172 のone to oneのミーティングをセッティング。オーストラリア、中国、インド、日本、ニュージーランドやUAEなどの厳選されたインポーターやディストリビューターと出展企業とを結びつけた。  特別イベントでは資生堂プロフェッショナルのヘア&メイクアップアーティスト原田忠氏がヘアショーを行った。昨年から力を入れるネイル分野でも「インターナショナルネイルデイ」と称したイベントも3 日間開催。「香港ネイリスト組合 競技会2013」も併催された。

 教育セミナーでは、国際コスメ会議2013 として中国の化粧品流通について、スパカンファレンス、日本市場への参入、中国の輸入制度などが実施された。

 2 日目の日本の化粧品市場規模や消費者ニーズについてのセミナーでは、アットコスメ取締役で、アイポット代表取締役山田メユミ氏と月刊ダイエット&ビューティ紙編集長江渕敦がセミナーと対談を実施。各国の来場者からの関心は高く、セミナー会場は大盛況となった。最後は、日本での化粧品販売について、中国、フランス、オーストラリアなどの聴講者から熱心な質疑応答が行われた。

月刊ダイエット&ビューティより一部抜粋

2013/11/25 
東京都、広告講習会で不適切事例を解説

 東京都は10 月、恒例の「医薬品等広告講習会」を開き、769 人が参加した。

 講習会では、薬事法など広告に関連する法規や過去に各省庁から出された通知が資料として配られたほか、化粧品や健康食品、美容機器に関する不適切事例について解説された。

 都の担当者は、健康食品を薬事法で規制する理由について、「特定の病気などに対する効能効果を信じて摂取している一般消費者が、正しい医療を受ける機会を失い、疾病を悪化させるおそれがある」と説明した。美容関連の具体例では、老化防止、若返り、ターンオーバー促進などの表現が違反表現になるとした。

 化粧品では、2011 年に追加された56番目の効能表現「乾燥による小じわを目立たなくする」について触れた。スキンケアの主な目的となっているアンチエイジングに関しては、老化防止、若返り効果の標榜は化粧品の効能の範囲を逸脱するとした。具体的には、エイジングケアや年相応のケアという表現は可能としたが、違反表現としては、「エイジレス」、「肌の活性化」、「10 年前のお肌に」等を挙げた。

 また、美容機器が含まれる「いわゆる健康雑貨」の広告表現についても解説した。美容機器が、医療機器に該当しない場合とは、“肌のキメを整える”といった化粧品に認められる効能と同程度の範囲。不適事例としては、肌のシワ構造を改善する、皮膚のシミを薄くする、医療機器の機能を応用しているので効果は抜群などが挙がった。

月刊ダイエット&ビューティより一部抜粋

2013/10/25