15年エステティック市場、微減へ
15年エステティック市場、微減へ
 2015 年のエステティックサロンの最新市場規模が発表された(矢野経済研究所)。同市場規模(売上高ベース)は 3,563 億円で、前年度比 99.8%の見込みで、2年ぶりの減少となった。
 全体的な売り上げは減少する見込だが、低価格・短時間施術を行う脱毛特化型サロンの成長により脱毛市場が微増で推移する見通しで、2015 年度のエステティックサロン市場は微減推移を見込んでいるという。

 市場ごとにみると、エステティックサロン市場は長引く景気低迷と本格的な経済回復基調の遅れから、一般消費者の可処分所得の伸びに直結していない傾向で、各サロンは、既存店と事業規模の維持・強化し、顧客の回転率とリピート率を高め、収益性を確保する事業方針だという。
 成長をし続けてきた脱毛市場については、大手の脱毛特化型サロン運営企業の前受金に伴う運営問題が発生しため、一般消費者の保護を目的とし、成長を続ける脱毛市場拡大の阻害要因とならぬよう、業界及び所轄官庁も含めたルール作りが求められているとした。
 また、痩身・ボディ市場において、結果を追求するサービスを提案することで、女性に加え男性顧客の取り込みを図る動きが活発化。痩身効果を提供するスポーツジムの進出で、サロンとの顧客獲得競争が激化するとみられ、2015 年度以降のエステティックサロン市場はダイエット効果を訴求した施術や新業態が痩身・ボディ市場での主流になると予測した。

 今後は、横這いから微増傾向で推移するとし、施術面ではデータに裏打ちされた施術・メニュー開発や、エステティシャンの育成・確保、経営面では品質認証取得、事業者としての信頼性向上などが、今まで以上に重要だと指摘した。
2016/01/29 
エステティックウイーク開催へ
エステティックウイーク開催へ
 1 月21 日、「エステティックサロン事業者団体懇談会・ESA」は、3 月6日を「エステティックサロンの日」と定め、2 月14 日~ 3 月14 日の期間、「エステティックウイーク」( 各団体共通イベント)を開催すると発表した。(ESA は、一般社団法人日本エステティック業協会、一般社団法人日本全身美容協会、全日本全身美容業協同組合、一般社団法人エステティックグランプリ、日本ケアセラピスト協会、EMA、日本脱毛技術研究学会が参加)
 多くの方に、幅広くご利用いただけるイベントにしたいという思いから、「Let’ s エステティック!」をスローガンに掲げ、3 つの行動理念を策定。①エステティックサロンを身近に感じてもらう。②体験を通じて施術者の素晴らしさを知ってもらう。③日本にエステの文化を根付かせる。
 現在、参加サロンを募集中。参加費用は3,600円( 税込)、参加サロンはエステティックウイークホームページ(http://www.eweek.jp)に情報が掲載され、ポスターも配布されるとのこと。
 期間中に来店したお客様には、抽選で商品券が当たる企画も用意している。問合せ「エステティックウイーク委員会」事務局( 03-6272-6154)
2016/01/21 
アワード最優秀賞に「百白糀」
アワード最優秀賞に「百白糀」
 9月8日、ダイエット&ビューティフェア内で「第1回ジャパンメイドビューティアワード」の授賞式が行われ最優秀賞と優秀賞が発表された。
 同アワードは、地域資源を活用した化粧品、食品、雑貨などの美容アイテムを対象に全国32アイテムがエントリー。百貨店、セレクトショップ、ドラッグストア、通販、美容施設のバイヤーとジャーナリストからなる審査員が、「実際に仕入れたいか」という目線で審査(来場者投票もあり)し、最優秀賞1点、優秀賞4点が発表された。
 最優秀賞は(有)白水舎乳業(宮崎県)の「百白糀(ひゃくびゃくこうじ)」(米麹を利用し牛乳で作った甘酒)が受賞。優秀賞は、 (株)オーラテック(福岡県)オールケアピュアローション「椿なのなのサラ」、 (株)ぬちまーす(沖縄県)リュウミネシルクソルト、CAPTAIN RESORT Co.,Ltd(沖縄県)、(株)やまと商社(東京都)あっ!ぷるるんボール(化粧石けん)がそれぞれ受賞した。最優秀賞を獲得した(有)白水舎乳業の担当者は、「百白糀は地域の牛乳を活用して誕生した製品。今回の受賞を機に全国の美容・健康施設に展開していきたい」と喜びを語った。「第2回ジャパンメイドビューティアワード」は2016年9月に開催。現在エントリー受付中。
2015/09/08 
「温泉力」連携で観光振興を
「温泉力」連携で観光振興を
 北海道豊富町と秋田市仙北市、大分県竹田市は、7月22日「温泉力地域協力協定」を締結した。特徴的な泉質を持つ温泉地が協力することで健康増進と観光振興を図る狙い。すでに3市町村は厚生労働省に温泉施設に対する医療費控除の規制緩和要望を行っている。
 豊富温泉の泉質はナトリウム塩化物泉など。黄濁し油分を含んでいる。仙北市の玉川温泉は強酸性の温泉。「北投石」は玉川温泉が日本唯一の産地だ。医療と健康の国際交流拠点として特区指定とする方針が3月に閣議決定されている。竹田市長湯温泉は高濃度炭酸泉。7月には産学官連携による飲泉エビデンス調査を実施し効果を発表した。また同市は長期滞在者に給付金を支給する独自の「温泉療養保健システム」を設けている。竹田市長首藤勝次氏は「この提携が温泉力を持つ全国の温泉地がつながるきっかけになれば」と語る。
2015/08/06 
クリスタルアワード2015 投票開始

 スパユーザーの投票で日本のトップスパを決める「クリスタルアワード2015」(スパ&ウエルネスジャパン、㈱コンセプトアジア共催)の投票がいよいよ始まった。
投票期間は8 月16 日迄。
 クリスタルアワードは、ノミネートされた国内の約120 施設の中から、トップスパにふさわしいスパを5 施設まで投票できる。2013 年のトップスパは、「ザ・リッツ・カールトン沖縄 ザ・リッツ・カールトンスパ by ESPA」、昨年2014 年のトップスパには、「レスパスヨンカ表参道」 が選ばれた。
 投票で今年の日本のトップスパとベスト10 に選ばれた施設は9 月7 日に発表、また、スパ業界の専門家が選者となる「クリスタルアワードプロフェッショナル」に選ばれた施設も同日発表される。投票はこちらスパ&ウエルネスジャパン特設ページ、スパ&ウエルネスウイーク公式HP
より。

2015/07/03 
付加価値メニュー一層強化へ、2014年理美容市場

 4月6日、2014年の理美容市場が発表された(矢野経済研究所調べ)。
 市場の注目すべき動向として、「付加価値型メニューの提案で客単価アップを図る」が挙げられている。
 業界全体の動きとして、既存の施術(カット・カラー・パーマ)のだけでなく、ヘッドスパ、ネイル、アイメイクなどトータルビューティを提供し客単価のアップを進めている。また、スキャルプケア専用シャンプー・トリートメント・ローションなどに加え、スキンケア化粧品、ネイル用品、ウィッグなど 周辺の商材、美顔器などの販売も強化されている。
 また、大手サロンを中心に、海外展開を本格的に進める動きがある。シンガポール、香港、台湾を中心に 100 店舗近くを出店する低価格サロンチェーンや、ライセンス契約で現地企業と提携する高級サロンチェーンがみられる。
 2014年度の理美容市場規模は推計で前年度比98.5%の2兆1,758億円(事業者売上高ベース)。このうち、理容市場が6,473億円(前年度比98.1%)、美容市場が1兆5,285億円(前年度比98.7%)とされている。

2015/04/20 
14年化粧品市場、2 兆3,428億円に拡大へ

 2014 年化粧品市場規模は、13年比100.9%増の2 兆3,428億円(見込み)と発表された(富士経済)。

 チャネル別の調査では2014年は、4月の増税前の高価格帯ブランドに対する特需や10月の化粧品免税制度施行によるインバウンド需要の取り込みなど、Dgsや百貨店を中心に大半が拡大するとされている。

 オンラインショップはオムニチャネル化を進めるイオングループやセブン&アイグループが、PBやストアブランドだけでなく、化粧品全般の取扱いの強化を図っており、引き続き拡大が見込まれるとしている。ドラッグストアは、6月の一般用医薬品第一類のネット販売解禁を受け、化粧品の取扱いの注力度を高めているとした。

 なお、2013年の国内化粧品市場分析では、直営店(通信販売直営店、ライフスタイル提案型ブランド)やコスメセレクトショップが好調、通販・訪販が堅調で、前年比1.1%増の2兆3227億円。チャネル別の占有率は、Dgs29%、通販13%、量販店12%となっている。

2015/02/06 
スパを楽しむ1ヵ月、2.14スタート

 全国の人気スパをリーズナブルに体験できるスパ利用促進イベント「スパ&ウエルネスウイーク2015」(主催:スパ&ウエルネスウイーク実行委員会)の記者発表会が都内にて行われた。

 3回目の開催となる今年は、「スパのある暮らしで、もっと美しく健やかに」をテーマとし、ラグジュアリーなホテルスパやリゾートスパ、温泉旅館スパの他、デイスパ、美容サロンなど、北海道から沖縄県まで全国約100施設が参加。期間限定の特別なスパトリートメントをリーズナブル価格(5,000円、10,000円、15,000円のいずれかで設定)で提供する。
 ウイーク実行委員会代表でNPO法人日本スパ振興協会理事長の岡田友悟氏は「このイベントを通して、スパを正しく理解し、その魅力を一人でも多くの方に知ってもらいたい。日本のスパ文化の活性化にもつながれば」と話した。
 会にはゲストスピーカーとして、自律神経研究の第一人者として著名な順天堂大学医学部教授 小林弘幸氏が登場。 スライドを交えながら術前、術後の肩、首、腰の血流を数字で発表。科学的な観点からスパトリートメントの効能を紹介した。また、昨年、スパクリスタルアワードの「トップ・スパ」を受賞した「レスパスヨンカ表参道」のオーナー武藤興子氏が参加施設を代表して登壇。積極的な利用を呼び掛けた。
 スパ&ウエルネスウイーク2015は2月14日(土)~3月15日(日)の4週間開催。参加施設は、同ウイークホームページで公開されている。

2015/02/04 
琉球大でスパマネジメント講座を開講

 琉球大学が1 月24 日~ 26 日の3日間「特別講座スパマネジメント論」を開講した。同スパマネジメント講座は、国内大学では初の試みとして昨年からスタートした。今年で2 年目となる。後援はNPO 法人日本スパ振興協会、沖縄県エステティック・スパ協同組合。講師は、琉球大学教授陣に、関東からのスパ専門家が加わりスパ概論、ホスピタリティー産業論、世界の動向、マーケティングなど、全15講座を実施した。
 最終日は、グループワークで理想のスパのプレゼンテーションを行った。実現性などの観点から審査を行った。審査員も務めた三井情報㈱の丸山智規氏は「訪日外国人観光客増加、国内の健康長寿や地域の資源の活用化の流れを考慮した完成度の高いプランが提案された」と評価する。
 3 日間の講座を総括し琉球大学観光科学部教授観光科学科長の荒川雅志氏は「今回は、12 人の社会人参加があり、学生と社会人とが一緒のグループワークを行ったことで前回にもまして活気のある講座となった」とし、「学生と産業界を繋ぐためにも、こうした講座から出てきた優秀なスパプランをスパ&ウエルネスジャパンのような場で産業界にも発信していきたい」と語った。  
 NPO 法人日本スパ振興協会岡田友悟理事長も「スパマネジメント講座を今後全国の大学に広げて行きたい」とスパ産業の人材育成に意欲を見せた。

2015/01/30 
14年エステティック市場、前年比微増

 2014年のエステティックサロンの最新市場規模が発表された(矢野経済研究所)。同市場規模は、事業者の売り上げ規模ベースで3,611 億円の見込みで、前年度比101.6%となった。昨年に続き2年連続の成長となった。

アンチエイジング施術が好調

 個別の市場を見ると、美顔、痩身・ボディ、メンズエステ、物販は、消費税増税の影響を受けて伸びていないが、脱毛に特化した低価格サロンの事業拡大が市場拡大を後押しした。
注目動向では、アンチエイジングを訴求した施術・物販の好調を挙げた。日本は高齢化社会に突入しており、日本人の平均年齢は 40 歳代となっている。人口のボリュームゾーンの1つである団塊ジュニア世代が40代に突入したことに加え、団塊世代がシルバー世代になっていることから、アンチエイジングを訴求した施術や化粧品・サプリメントなどの物販が好調に推移しているという。

海外展開を強化するサロンが増加

 出店面において今後の展望として予測されるのが、海外展開を強化するエステティックサロンの増加である。すでにソシエ・ワールドやミス・パリ・グループ、ジンコーポレーション、スリムビューティハウスなどが海外での出店を進めている。経済発展の著しい中国や東南アジアでは、日本の美容サービスに対する評価が高いことに加え、日本の訪販化粧品メーカーが、すでに化粧品販売の際にエステティックサービスを提供しており、日本の「おもてなし」や「技術」に対する評価も高まっていることから、今後、新たな成長を求め、アジアを中心に海外展開を強化するエステティックサロンが増加すると予測した。

 今後については、エステティックサロン市場は、微増から横這い傾向で推移するものと予測。エステティック認証制度などの業界一丸となった活動の継続による消費者の信頼獲得や、「サロンケアとホームケア双方の重要性」の提案による化粧品・サプリメント・健康食品・美容機器など物販の売上拡大が重要になると指摘した。また、データに裏打ちされた新たな施術・メニュー開発や、高い技術やカウンセリング力を持ったエステティシャンの育成・確保、法令を遵守するコンプライアンスや企業の社会的責任を果たすなど事業者としての信頼性を向上させることなどが、競争優位を図る上でより一層重要になるとした。

2015/01/09